
どうして、北欧の小さなひとつの国に
こんなに通うことになってしまったのだろう
デンマークに惹かれ、通いはじめて12年。暮らすように旅する中で出会った、かけがえのない人と、場所、時間のポートレイト。野外クラフトイベント「工房からの風」のディレクターをつとめ、日本橋小舟町に工芸の店「ヒナタノオト」を開く稲垣さんの、二冊目のエッセイ集です。
◆著者プロフィール
稲垣早苗
1962年東京生まれ。日大芸術学部文芸学科卒業後、出版の仕事を経て、俳句修行のために金沢に住む。千葉県市川市に現「galleryらふと」を立ち上げ、野外クラフトイベント「工房からの風craft in action」のディレクターも務める。2006年、日本橋浜町に工芸の店「ヒナタノオト」を開く。日本の手仕事とデンマークの生活文化について、雑誌などに文章と写真を寄せている。