


古くから中国やフランスの影響を受けてきたベトナム。料理もまた、他国の文化と融合して進化・発展してきました。ベトナムをこよなく愛する著者が、異国の素材やエッセンスを取り入れ、独自のセンスと解釈で生み出す「モダン・ベトナミーズ」。どこか懐かしく、そして新しい、シンプルだけど奥深い味わい。素材のよさを存分に引き出すレシピが、ベトナム料理の新たな魅力を教えてくれます。眺めているだけで異国の香りが漂ってくる、美しい写真の数々がページを彩ります。日常に華を添える、スタイリッシュな装丁もお楽しみください。
目次
1章 ベーシック×ベトナミーズ
最初におさえておくべき基本のベトナミーズ。ベトナムでよく食べられている定番メニュー。
揚げ春巻き/鶏肉のフォー/ゆで豚のベトナムスタイル/コムアンフー(フエ風まぜごはん)/海老の米粉揚げ レモングラス風味/スペアリブとカリフラワーのスープ/豚肉と卵のココナッツジュース煮/ベトナムチキンカレー/厚揚げのレモングラス風味/バインベオ(ひとくち蒸し餅)/ベトナム風バーニャカウダ/緑豆とココナッツミルクのチェー/蒸しバナナケーキ
2章 野菜×ベトナミーズ
信仰の篤い仏教徒のためのコムチャイ(精進料理)文化が下地にあるベトナムは、ベジフレンドリー。
きのこの揚げ春巻き/ドラゴンフルーツとキヌアのサラダ/かぼちゃのポタージュ/玉ねぎと葉っぱの甘酢サラダ/ベジタリアンバインミー/蓮の実とゆり根の土鍋ごはん/カットレット・ベトナムスタイル/ココナッツライス/トマトのコンポート/ヨーグルトのデザート/アボカドとコーヒーのシントー
3章 ワールド×ベトナミーズ
中国とフランスの影響を大きく受けているベトナミーズに、日本やインド、アメリカなど、異国のニュアンスをとり入れて。
香菜蕎麦/海老のコーラ煮/タンドリーチキン・ベトナムスタイル/玄米サラダ/薬膳フォー/塩麹豚の揚げもの/れんこんのチヂミ/海老のライスフレーク揚げ/おさしみといろいろ野菜のあえもの/クリームチーズとパイナップルジャムのクラッカーサンド/蟹とタマリンドのサンドウィッチ/バナナと甘酒のシントー
4章 ストリートフード×ベトナミーズ
路上の屋台で何気なく売っているストリートフードがとびきりおいしいのもまた、ベトナミーズの魅力のひとつ。
パパドバインセオ/ボッチン風卵焼き/豆腐のスパイス揚げ/鶏手羽のヌクマム揚げ/エクスプレススナック/ムール貝のハーブ蒸し/フレンチライスペーパー/バインミーマットオン/ケムカフェ/豆腐のムース ジンジャーシロップ/ゆり根の温かいチェー
食材・調味料
レシピ/本書のルール