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この星で生きる理由 ―過去は新しく、未来はなつかしく―  / 佐治晴夫 【836】

1,760円

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答えのない問いを考える77篇 理学者で天文台台長でもある著者の視点で「月と音楽」「戦争とプラネタリウム」「数学と努力」等、専門的な知識と日常の景色を重ねて語るエッセイ集。巻末には著者の戦争体験や教育理念の根幹が分かるNHKラジオ深夜便を収録。 物理や数学、宇宙や詩など多様な書籍を多く執筆してきた著者が、87年間の人生で得た知見をもって、答えのない問いに答える一冊。宇宙研究と人の生きがいの繋がり、日本文化と√2の関係、詩と科学の接点など、一見関係が見えないことを繋げる語りは、日々の悩みや戸惑いに対して新鮮な風を吹き込んでくれる。日常の中で次第に悲観的になった心を落ち着かせたい方にこそ手に取ってもらいたい。巻末のNHKラジオ深夜便では、著者が経験した戦争の実態や、学問の探究とリベラルアーツ教育を志した根幹、更に病との付き合い方などについて語っている。 ◆著者プロフィール 佐治晴夫(さじ はるお) 1935年、東京生まれ。理学博士(理論物理学)。東京大学物性研究所、松下電器東京研究所を経て、玉川大学教授、県立宮城大学教授、鈴鹿短期大学学長を歴任、現在、同短期大学名誉学長。大阪音楽大学大学院客員教授。北海道・美宙(MISORA)天文台台長。量子論的無からの宇宙創生にかかわる“ゆらぎ”の理論研究で知られる。宇宙研究の成果を平和教育のためのリベラルアーツと位置づけた特別講義を全国的に展開している。日本文藝家協会所属。代表的著書として『14歳のための物理学』、『14歳のための時間論』、『14歳からの数学』、『14歳のための宇宙授業』、『マンガで読む14歳のための現代物理学と般若心経』、『男性復活!』(以上、春秋社)、『詩人のための宇宙授業』(JULA出版局)、『夢見る科学』(玉川大学出版部)、『量子は不確定性原理のゆりかごで宇宙の夢をみる』(トランスビュー)など、80冊を超える。 ◆目次 はじめに 第一章 星のカケラと人間のカラダ 星を見ることで宇宙を体験できる? 流れ星、その美しさの奥に潜む脅威…… 月がなかったら、音楽はなかった? アポロ月面着陸五十周年によせて 宇宙研究って、人類の”生きがい”探しの旅? 先生と生徒がこだましてスタートした新生・新制中学 プラネタリウムに願いを込めて 自然界も人もゆらいでいる? すべては風からはじまった? 地球は宇宙のなかの孤立系 コロナと地球と、それから私たち ”からだ”のぬくもりは太陽の一万倍!? 師走はどこから? 科学の芽と詩人の心 「病は気から」を考える 人が”人”であることを忘れないために ”私”は”私”ではない? 第二章 非線形な過去・現在・未来 過去も未来も現在? 宇宙に学ぶ人生の歩き方 宇宙カレンダーで考える 人はなぜ旅をするのか? 「これから」が「これまで」を決める? 算数が正してくれる日常感覚 一日は短い?長い? イエスの降誕は夏だった? 「思えば叶う」ってほんと? 人生に適齢期ってある? コイン投げに学ぶ長生きの方程式 混迷の時代を乗り切るために 老いて老いないということ 宇宙人っているのでしょうか? 一人称のあなたの人生には終わりがありません! ”食べる”ってどういうこと? 第三章 感動、共感、気立ての良い学び 日常のなかに非日常を見る 自然な学問の姿としてのリベラルアーツ 初めて出合う社会としての学校 デタラメな人間はいない? ”学び”は、いつも”なぜ?”のなかに 220億kmの彼方からバッハが聞こえる! 大学の講義で初めて出会った巨匠たち 教えるとは希望を語ること 過保護、過干渉にならないために じゃんけんが教えてくれる生き方 日本の文化に潜む√2の秘密 社会のなかの自分と自分のなかの社会 パイプオルガンと真昼の星と 過ぎ去りし八十六年、すべては”おもかげ”のなかに 青春とは心の若さである 第四章 音と言語が心に響く なぜ口は顔の真ん中にないのでしょう? 音楽のルーツを訪ねて 見えない音の不思議な力 戦時下のプラネタリウムと宮沢賢治と 太平洋戦争とパイプオルガン 「敵機爆音集」とベートーヴェン 言葉はどのようにして生まれた? ”物語”が生み出す光と影 『桃太郎』民話は心の成長物語だった! サンタはほんとにいるの? 宗教の起源を考える 月を見るあなたが月を存在させている? 一円玉に心を寄せて すべては、実在と”面影”のはざまに 第五章 人はなぜ共存するのか 人間関係って実はシンプル? 若い方たちに伝えたいこと 個を生かし、個を結ぶ 自分の顔は見ることができない? 善悪の判断はどこに? 戦争に巻き込まれていった少女たち カオス(混沌)に潜む光と影 働くことと生きるということ 女性が男性をつくった? 配偶者のいる方たちに伝えたいこと 男女の不思議 血縁関係の記憶は三代で消える? 今と昔の子育ての違いとは? あなたは、昔、魚だった? 生きることは壮大な宇宙体験? NHKラジオ深夜便「明日へのことば」~人生の星をつかみ続けて~ あとがき ◆読者はがきから 佐治先生の著作は何冊か読ませていただきましたが、いつも夢中になってというか、望遠鏡をのぞいているような、屋上で大の字になって“夜空が私をみている!”というような、体と心が外にひろがっていくようなのです。たくさんのことを教えていただき、たくさんの気づきをくださり、本当にありがとうございます。 ===== 佐治先生の温かなお言葉が気持ちを落ち着かせてくれるような、すてきな本でした。先生は物理学者でいらっしゃって、詩や宗教にも明るくていらっしゃいます。理系、文系は反対の場所にあると思いがちですが、本当はつながっているのだと感じます。 今も昔も、人も星もみんなつながっているのですね。眠る前に読むと、安心して眠れます。 ===== 読んでいて、ハッと気付かされることや、たくさん知らないことを知れて、すごく面白かったです。とても読みやすくて、夜眠る前に読んでいました。もちろん、宇宙や自然という壮大なことをテーマに書かれているのですが、なんだか日常で起こることや見るものに対する見方や感じ方が変わったように思いました。 本当に素晴らしくて、色んな人に読んでもらいたい!と思いました。ありがとうございます! ===== 日々暮らしている中で意識して捉えていなかった行動、思考、例えば「星を眺めること」や「今を過去のせいにしがち」など、言われてみればそうだ!ということばかりで、読み進める度に今日を生きるのがちょっとずつ面白くなってきました。 そして、”何が起こってもどこからの救援も期待できない孤独な地球”という言葉にはっとさせられ、この事実をいろんな国の人に知って欲しいと思ったのは、この事実にこそ、この星で生きる理由があるからなのかも……と考えることができたからです。佐治先生の熱意と愛ある研究、それを言葉に残して下さったおかげで、深く広く考える機会がもてました。本当にありがとうございました! ===== SALUSの連載を読んでいて書籍化するといいなと思っていたので嬉しいです。宇宙のことから生物、音楽、文学・・・一円玉に至るまで様々な分野に話が及んでいて、一編読むごとに色々と考えてしまいました。”生きること”は計り知れないです。 今後も、悩んだり、考えが行き詰まるような時、読んで視点を変えたり気分を変えたりしたいです。文字の色や表紙カバー下のイラスト等、ブックデザインも素敵です。 ===== 「SALUS」で何気なく目にした佐治先生のお書きになったものを読んで、本書を購入しました。私は気持ちが沈んだ時、宇宙について考えると気が楽になります。人生なんて星がキラッとまたたく間だけのことなんだよな、と思うと空しい気もするけれど、一生懸命生きようとも思えます。 都会ではなかなか満天の星を見られないのが残念です。だから先生の優しい語り口でプラネタリウムの投影が見たいです。 ===== 「これまでがこれからを決める」、次の人生のスタートラインに立とうとする年代の私にとても響きました。SALUSの佐治先生のエッセイを読んでいます。何度も読み返して、そのたびに小さな発見や新たな感情が産まれます。本書は何度も読みなおすために購入しました。 佐治先生の広く大きな考えは、固くなっている私の心をゆるめてくれます。 =====

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