植物とおさんぽをこよなく愛する絵本作家・矢原由布子さんが描く、身近な草・木・花の季節ごとの変化を観察できる絵本。野原や公園でみつけた植物をていねいに見て、感じて、知って、仲良くなれる絵本です。監修は植物観察家として活躍される鈴木純さん。巻末には鈴木純さんに教えてもらう「おしえてじゅんじゅん!植物のあれこれ」も収録しています。登場する植物はなんと約200種! 春夏秋冬1年を通じて、いつでも、どこでも、だれでもできる、たからさがしに、さあ出かけよう!
◆仕様
A4変形(297×225mm) カバー・帯つき
本文ルビつき/登場植物の索引ページあり/巻末に植物観察家・鈴木純さんの植物基礎知識やQ&Aあり
◆推薦文
矢原さんが、すごい絵本を描いてくれました!
なにがすごいって、この1冊で「植物と友達になることのたのしさ」を疑似体験できてしまうのです。僕はこれまで、植物の魅力を伝えるために写真を撮ったり文章を書いたりしてきましたが、それだけだとなにかが足りないような気がしていました。この絵本を読んで、その理由がようやく分かりました。植物観察のたのしさは、だれかに教えられて知るものではなく、植物を見る人それぞれが、「自分なりの方法」で植物と友達になることで、ようやく気付くことができるものだったのです。
(中略)
植物に詳しい人もそうでない人も、こどもでも大人でも、すべての方に心からおすすめです! いつもの街も、植物と一緒なら、スペシャルだ!
植物観察家・鈴木純
◆プロフィール
矢原由布子(やはら・ゆうこ)
絵本作家、イラストレーター、ハンコ作家。1980年、京都府生まれ。神奈川県在住。着物に手刺繍を施す職人一家のもとで生まれ育つ。小学生から絵画教室へ通い、京都市立銅駝美術工芸高等学校・図案科(現デザイン科)でデザインを学び、京都造形芸術短期大学・ランドスケープデザインコースで庭や樹木について学ぶ。植物との出会いは、娘とのお散歩がきっかけ。植物観察を記録した「花日記」を2020年3月から制作し、日々がさらに色鮮やかになる。本書はその記録をもとにした描き下ろし作品。
http://yukoyahara.com
鈴木純(すずき・じゅん)
植物観察家。1986年、東京都生まれ。東京農業大学で造園学を学んだのち、青年海外協力隊に参加。中国で2年間砂漠緑化活動に従事し、帰国後にフリーの植物ガイドとして独立。徒歩10分の道のりを100分かけて歩く植物観察会を開催している。著書に『そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい』、『種から種へ 命つながるお野菜の一生』(ともに雷鳥社)が好評。
◆読者はがきから
お散歩へ行くと木の実やお花など、いろいろ持って帰るので、今日拾ったものは何か、いっしょに探せる絵本はとても嬉しいです。豆知識的なコメントも読んでいて楽しいです。子どもといっしょに「たからさがし」をしながらお散歩する時間は、私の大切な”たからもの”になっています。
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2021年の春から、通り道に咲く花の名前をこども(現在2歳、4歳)といっしょに調べ始めました。『散歩しながら子どもに教えてあげられる草花図鑑』や小学館の図鑑などで調べています。幼稚園の先生から鈴木純さんの本を紹介され、わ~ヤブガラシが表紙だ!と興味をもち、Twitterもフォローさせていただいています。子育ての内容もステキ~!
期待大大大で手に取った本書。絵が本当にすばらしくて、のっている植物も、この1年で私が知ったものがいーーっぱい。私はスマホで撮ってインスタにあげるだけなので自分の記憶を絵にしていただいたような気持ちになりました。ページをめくるごとにワクワクできて、これからの季節も楽しみたいです。
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その他のアイテム
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