SOLD OUT
陶芸家・内田鋼一の眼が捉えた「日本のかたち」
陶芸家・内田鋼一の選んだ“MADE IN JAPAN”展覧会図録。
李朝のものを彷彿とさせる壺、デルフトの雰囲気漂う皿、アフリカの仮面のような農具……。これらはすべて「MADE IN JAPAN」、日本の骨董です。金属、漆、木、布、紙、石、そして土……。さまざまな素材の日本のかたちを前に自在に伸び縮みする独自の視点は、「日本らしさ」の既成概念を揺さぶるような、ドラマチックな驚きに満ちています。世界を舞台に活躍する陶芸家・内田鋼一の眼が捉えた「MADE IN JAPAN」とは。個人美術館「as it is」での個人コレクション展第6弾の図録、日英仏3カ国語表記です。
◇著者プロフィール
内田鋼一
1969年、愛知県名古屋市生まれ。愛知県立瀬戸窯業高校陶芸専攻科修了後、三重県四日市市の製陶所にて轆轤(ろくろ)の賃挽き職人として働く。以後、ヨーロッパ・東南アジア・西アフリカ・南米等の窯業地などに滞在し、地域の古窯や古陶・土器などの調査に携わりながら、窯の構造や作り方、焼成方法・土など原材料の作り方や成型方法などを学ぶ。1992年三重県四日市に移り、独立。日本をはじめ、スペイン・イギリス・イタリア・オーストラリア・アメリカ・ベトナム・タイ・韓国・中国・台湾・インド・西アフリカ・南米等で制作及び発表。著書に作品集『UCHIDA KOICHI』(求龍堂)がある。