五味太郎さんの名作クリスマス絵本、待望の復刊!
クリスマスイブに、いろいろな場所で、さまざまなものが、クリスマスをむかえる準備をしています。ポストカードサイズの五味太郎さんの美しいイラストレーション、添えられる短い言葉。絵と言葉を感じ、おごそかな気持ちになれる、名作クリスマス絵本の復刊です。
藍色の夜空に光るひとつの星の絵。添えられるテキストは「ほし めざめなさい」。そこからはじまる、静物画のような21枚のイラストレーション。味わい深い絵としみわたる言葉は、読むだけでない、余韻をたのしむ作品です。1981年に刊行され、愛され続けてきたロングセラー。ひさしく絶版となっていた作品を、新たに原画からスキャンし、デザインし直し、2020年版に生まれ変わった名作の復刊です。時代や国を超えて愛される、五味太郎の神髄がつまった絵本。自分のために、大切な人へのプレゼントに、何度も繰り返し読んでみてください。
◇著者プロフィール
五味太郎
1945年、東京生まれ。工業デザインの世界から絵本の創作活動にはいり、ユニークな作品を数多く発表。子どもからおとなまで、世界中に幅広いファンを持つ。著作は400冊近くあり、多くの絵本が世界各国で翻訳されている。代表作に『きんぎょがにげた』『みんなうんち』『言葉図鑑』『さるるるる』『きみの のぞみは なんですか?』などがある。『つくえはつくえ』で2019年に講談社絵本賞を受賞。
◆読者はがきから
サンタさんの到着準備や夕食の仕度で忙しいクリスマス・イヴの夕方に、子どもの習い事の間に立ち寄った書店で、静かで力強い佇まいの表紙に惹かれて手に取らせて頂きました。
子どもにではなく私自身のために手元に置きたくなり、購入させて頂きました。
読み返すにつれて、またもう一度開きたくなる存在感いっぱいのページの数々、まさに静物画のようですね。
クリスマスの絵本に大好きな1冊が増えました!
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3才程度のころから五味さんのファンですがこの本は知らなかった。大変しびれた。部屋に飾らせて頂いた。ご本人も気に入っておられるとのコメントを見たが、本当にすばらしかったです。冷たい空気感のなかにあか、あお、もみの木のみどりがとてもきれいでした。復刊して頂きありがとうございます。
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絵本の佇まい、そしてパラっと1ページ目を開いてすぐに「買いだ!!」とわかりました。ドンピシャで好きな絵本に出会えたとわかりました。
語尾が好きです。「…なさい」、命令形。
この語尾が使われて初めて、絵本ではあまり使われないのでは?と気づく、ハッとした心の動き。
そしてこの「…なさい」が繰り返される絵本を、しずかに、そこに置くように、誰かに読む自分をパーっとイメージできました。「それをやりたかったんだ!」そんな気がしました。
じわっと涙がにじみ出そうになる、そんな絵本に出会えたことが、うれしくてうれしくてたまりません。
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