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絵本のこと話そうか / 編:松田素子 【781】

2,090円

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敬愛しあう作家同士で絵本について語った対談集 1990 年に刊行されて以来長らく絶版だった絵本をテーマにした対談集『素直にわがまま』(1990 年偕成社刊) が待望の復刊です。長新太さん×五味太郎さんの対談にはじまり、絵本作家、小説家、詩人、編集者ら現在も活躍している18人の、時を経てもゆらがない信念と言葉。絵本とは、読者とは、ものづくりとは、仕事とは、芸術とは、人生とは――対談を通して、「絵本」を越えたヒントがもらえる、宝箱のような一冊です。 ◇著者プロフィール 松田素子(まつだ・もとこ) 1955年山口県生まれ。偕成社にて「月刊MOE」の創刊・編集長を務め、1989年に退社。その後はフリーランスとして絵本を中心に300冊以上の本の誕生に関わってきた。長谷川義史、はたこうしろう、なかやみわなど、多くの作家のデビューに編集者として立ち会い、自身も翻訳者・著者として活動している。 ◇目次 ・長 新太×五味太郎  魚とか鳥なんかから愛読者カードがきたら最高だね。 ・五味太郎×林明子  オッ、すごいことを言う。“世界中が絵本みたいなもの”って! ・糸井重里×高橋源一郎  わからないことのおかげで、世界の広さが見えるんだ。 ・高橋源一郎×谷川俊太郎  ドラクエは絵本をダメにしませんよ。子どもっておとなだから。 ・谷川俊太郎×山田馨  編集者の役割とか、絵本でやる意味が、もっと話されてもいいよね。 ・山田馨×司 修  絵本をつくってる間は、自分を旅しているようなものです。 ・司 修×岸田今日子  わからないところというのは、わかることがいっぱい秘められている場所なんだ。 ・岸田今日子×スズキコージ  ある期間だけ尋常でなくなる、これがきっといいんだろうな。 ・スズキコージ×小沢 正  つまりね、アカデルミックな人ってのが、必要なのよ。 ・小沢 正×佐野洋子  絵本がなくても生命に別状はない。だから、絵本っていいのよ。 ・佐野洋子×沢野ひとし  そこが全然違って、佐野さんはアーチストで、ぼくは職人的なんですよ。 ・沢野ひとし×田中和雄  お金もうけよりも、気持ちもうけです。 ・田中和雄×江國香織  ONとOFFの間が大事なんだよね。 ・江國香織×高橋章子  素直にわがままになれるって、すばらしいことだよ。 ・吉本ばなな×佐野洋子  感覚的には、いつもひとり。 ・黒井健×五味太郎  一緒にいたいだけですよ。絵でそれにつきあってみたいだけです。 ・復刊によせて(新規原稿):松田素子

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