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街と山のあいだ / 若菜晃子 【767】

1,760円

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人生に、山があってよかった。 登山の専門出版社を経て、編集者・文筆家として活躍する著者による初の随筆集。山にまつわる記憶や体得してきた思想を、情緒豊かにまっすぐに綴ります。四季にわたる山行記やよく登る山、道具の話など、細やかなエピソードに彩られた59篇。山が好きな人も山に憧れる人も、自然を近しく感じられる一冊です。 *こちらの書籍は、天アンカット(不揃い)仕様です *本書とあわせてご注文いただいた商品はすべて11月上旬から発送いたします。 静けさの中に芯の通った強さがある文章で、山の魅力をあますところなく綴った随筆集です。「人生に、山があってよかった。」と言い切る著者。山ではどんな景色が見えるのか、何度も登りたくなる理由は何なのか。憧ればかりが募り、まだ本格的な登山に踏み出せていない私自身も、若菜さんの文章の力で、山の魅力に共感することができました。山を愛する人は、「ここ」とは別の世界を持っていて、いつでも山の風景を近くに感じ、それが「いま」「ここ」にある心を休めてくれるのだろう、と。ページをめくるのがもったいないような、本を読む喜びをぜひ、この本で感じてください。巻末には、本文に出てくる山名一覧(国内)付き。 ◇著者プロフィール 若菜晃子(わかなあきこ) 1968年兵庫県神戸市生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業後、山と溪谷社入社。『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集、執筆。「街と山のあいだ」をテーマにした小冊子『mürren』編集・発行人。『東京近郊ミニハイク』(小学館)、『徒歩旅行』(暮しの手帖社)、『地元菓子』(新潮社)、『東京甘味食堂』(本の雑誌社)など著書多数。 ◇目次 はじめに  美しい一日/前剣/奥穂と校了/山でこわかった話/地図を作る/山座同定/山での会話/大町のなすび 山頂にて   徳本峠/弓折岳/下ノ廊下/楽古岳/七時雨山/月山/甲斐駒ヶ岳/宝永山/苗場山/袴腰山/比婆山/青螺山/甑岳/与那覇岳 山へのいざない   北八ツの歩きかた/立山の歩きかた 雨の大杉谷/赤湯の月/天上山の霧/箱根の雪/貴人の沓/テントの気配/山の道具/また登る山/山の石/今日の夕陽/甲山にハトを捨てに行った話/高ボッチの思い出/高ボッチ再び/毎日登山/低山の魅力/山の日の朝/高尾まで/佐志岳の犬/兄に似た人/酒まんやま/弥彦の神様/ヨタカの宿/麓/Park Comber /葉の裏の神様/てふり/よく見て描く/新芽の色/おじいさんの山頂/祖母谷のおじさん/山のある人生/太ったっていいじゃない/握手/木村さん/誕生日の山 出てくる山名一覧 おわりに ◆読者はがきから 書店の本棚にあった背表紙がずーっと気になっていました。母の友の若菜さんの文を読んで、本書を購入しました。本の色、サイズ、厚さが真っ先に気に入りました。 若い頃登山経験があったので、山道を歩く感覚が思い起こされました。そして、行動食、主人を待っているテント、赤湯の月のページに心踊り、兄に似た人、新芽の色の大野先生、木村さんに涙してしまいました。そしてジョンの無事を願い……若菜さんの文が好きです。物語のよう……深い緑の帯もステキ。 「人生に本があってよかった」 大切にしたい本です。 =====

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