


「本」をテーマにしたポルトガル生まれの絵本。詩人である父親の文章に、イラストレーターとして活躍する息子が絵をつけた、親子による作品です。数々のデザイン賞を受賞し、すでに世界22言語(*)で翻訳され、世界中で読まれています。「もしぼくが本だったら……」ではじまるいくつものエピソードと、自由に羽ばたく想像力によって描かれたイラストレーションから、本が持つ世界の豊かさや魅力がさまざまな側面から伝わります。
*英語、フランス語、ドイツ語、ノルウェー語、ポルトガル語、スペイン語、カタロニア語、イタリア語、中国語(簡体字)、韓国語、中国語(繁体字)、ギリシャ語、ラトビア語、日本語、スイス語、韓国語、オランダ語、ロシア語、ブラジル語、ルクセンブルク語、ペルシア語、ポーランド語(*2024年3月時点)
◆読者はがきから
タイトルと表紙の絵と色あいが良い。
読み聞かせ(本好きの子供たちに)をしてあげたくなる。
絵が楽しくて次はどんな絵かな?と思いました。
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Twitterで知り、気になっていたのですが、お店で見かけて手に取ったら、一目で大好きになりました!
遊び紙の右上部分など、遊び心があってステキな装丁ですね。
お話も、イラストも、とても素敵で本好きにはたまりません!
「宝島まで旅してほしい」「いつかあの日のすばらしい香りを~」が特に好きです。「時代がもたらすあらゆる顔をもっていたい」は、電子書籍の多くなった今、「なるほど…」と考えてしまいました。私は「紙の本」派ですが、このページがあるところまでがまた「本」の本らしいなあと思いました。
読書好きの友人にもすすめたいと思います!
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タイトルにひかれて手にしましたが、ページをめくるうちにジワっと涙ぐみそうになりました。本を擬人化したことで、今まで気づくことのなかった本の存在が立ち上がってきました。私の人生にずっと寄り添い励まし、至福の時を与え続けてくれた友人がそこにいました。今まで気づかなくてごめん、個々の本ではなく、本という文化が私の人生を鼓舞し続けてくれたのだと、何と表現していいかわかりませんが、大きな存在を感じることができました。まだ2歳の孫娘が理解できる時まで、私のそばに置いておきます。
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- 本のなかには / 文:ファニー・マルソー 絵:ジョエル・ジョリヴェ 訳:うちださやこ 【729】
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